かくしてその三日目ですノートはロシアで大問題

かくしてその三日目です。


花の雲、鐘は上野か浅草かのその花はもう大方散りそめかけていましたが、それだけに今ぞ元禄の江戸の春は、暑からず寒からず、まこと独り者の世に退屈した男が、朝寝の快を貪るには又とない好季節でしたから、お午近く迄充分に夢を結んで、長々と大きく伸びをしていると、襖の向うで言う声がありました。


「お目醒めでござりましたか」

「京弥か」

「はッ」

「菊に用なら、ここには見えぬぞ」

「何かと言えばそのように、お冷やかしばかりおっしゃいまして、――お目醒めにござりますれば、殿様にちと申し上ぐべき事がござりまして参じましたが、ここをあけてもよろしゅうござりまするか」

「なに、殿様とな? 兄と言えばよいのに、他人がましゅう申して憎い奴じゃな。よいよい、何用じゃ」



ゼロサムとプラスサム

貿易国家はゼロサムで、重農国家はプラスサムなのだと思える。


日本は戦後こそ加工貿易が主たる産業になっているが、歴史のほとんどが重農国家なので、ゼロサムゲームは苦手な国民性と言える。


歴代の貿易国家の大帝国は、ほとんどユダヤがらみになる。
やはりユダヤは世界一商売が上手い人々だと思える。


貿易は、なるべく安く買い叩いて仕入れ、可能な限り高く売りつけるのが商売の肝になる。
なので、時には欺瞞情報を駆使して価格コントロールすることになる。
ユダヤ人は口が上手くて当然ということになる。


シルクロードというのは、その名のとおり絹の貿易をしていた交易路だが、東から送っていたシルクは、実は中国産よりも、朝鮮産のものの方が質・量ともに良かったらしい。


江戸時代、清・朝鮮・日本の間で三角貿易が盛んだったが、それぞれの輸出品目は、清が陶磁器、朝鮮が絹と薬草、日本が米だった。


シルクロードの東の終点が高麗だったのは、朝鮮が絹の名産地であったことからして自然なことになる。


朝鮮半島の地質はアルカリが強く、穀物の栽培に適さない。
なので重農主義になることは、地理的条件からして不可能になる。


つまり朝鮮は伝統的に貿易国家であり、ゼロサムゲームが得意な国民性ということになる。


しかし、ユダヤ人が徹底した実利主義で、実利のためには平気でプライドを捨てる人々であるのに対し、朝鮮人は非常に面子に拘るので、その点で朝鮮人は商人の適性としてユダヤ人に及ばない。


近年は言葉狩りが激しいので、嘘吐きは○○の始まりとは決して口に出せないことになっており、若い世代だとそんな言葉があったことすら知らない人が多いだろうけれど、ゼロサムを得意とする貿易民族は、概ね嘘が得意であり、それを長所として誇りに思っている。
農耕民族とは価値観が違うと思えるところだ。

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